3つ数えてテケテケドン

テケテケの7つのお祝いに村の恐竜たちが集まっていた。


首が長すぎて洞穴に入りきらなかった恐竜の顔が
山の麓にのっかっていてお月様のようだ。


テケテケは将来『帽子薬局』の社長になる。


生まれたときからゆっくりと年をとって
平成になってやっと大人になったテケテケは
恐竜の話は一切しない。


恐竜の歌も踊りも、大人になったテケテケは覚えていないのだ。
だけど子供の頃の話をしているとき、何故か無性に太鼓が叩きたくなる。
それをテケテケはずっと不思議に思っている。