繰り出す思い出

このプレッシャーを飲み込むための道具を探して
もうどれくらい経ったのだろうか。


喉下にずっとい続けるプレッシャー弾。


手に水かきのついた人がずっと前に言っていた
「おいしい水と空気の絵が描いてあるロックンロールTシャツ」
さえあれば、きっとすぐに飲み込めるのに。


目の前の標識には「プレッシャー受付⇒」と書いてあるけれど
弾の場合でも受け付けてもらえるのか。
しかしこれ、私は飲み込みたい。
いかがなものか。