愛なんか詰めるな

ポリダックから貰ったホワイトボードに矢印を書いていたら
O氏があちらに向かって歩くのが予想できて、うなだれた。
気を失った。


こたつで丸まっているときに目が覚めて、
背後に白いものの気配がした。これもあちらに向かっていた。
また気を失った。


階段の下で目が覚めると、丸に怒られていた。
あちらから歩いてくる弓矢が見えて、瞬時にあちらに引き伸ばされた。
またまた気を失った。


気絶してるときに白目で見た気がしたのは、
びよーんと伸びて自分が自分と弓矢の架け橋になった姿。


気が付いて、気が付いて、気が付いていくうちに
伸びきってコトリ、とこけた。